薄毛の原因のひとつとして「ストレス」が挙げられます。
しかし薄毛の原因をストレスとする医学的データはありません。
それは「円形脱毛症」のような明らかな脱毛現象も同様です。
ただし、ストレスが「身体によくないこと」は医学的に証明されています。
頭痛、肩こりといった軽いものから胃潰瘍、自律神経失調症など、 あらゆる病気がストレスから引き起こされます。
体はストレスを受けると血管が収縮します。
大動脈だけではなく毛細血管も収縮します。
つまり頭皮、ひいては髪の毛を育てる毛乳頭にも栄養が届きにくくなるのです。
またこの血管の収縮が消化器官の近くで起こると、 食べ物を消化する酵素の分泌が減少、栄養自体が吸収されにくい状態になります。
加えて過度なストレスがかかった結果、ホルモンバランスも崩れやすくなります。
男性ホルモンが多くなると起こりやすくなり、女性ホルモンが多くなると薄毛になりにくいといわれています。
ストレスによる食欲減退も問題です。 栄養不足になるとやせたりするだけでなく抜け毛の症状が現れることがあります。
ストレスによる薄毛の原因まとめ
- 毛細血管の収縮
- ホルモンバランスの崩れ
- 食欲減退