妊娠した日から、女性の体は日ごとに変化していきます。
お腹が次第に膨らんでくるのはもちろんのこと、ヒップやバストも一層丸みを帯びてきます。
赤ちゃんを迎えるための準備が始まっているのですね。
大変なことが多いのはもちろんですが、確かに体が母になろうとしていることを実感できるのですから嬉しいことでもありますね。
しかし、同時に髪の毛が薄くなってしまう人もいます。
驚くほど薄毛になってしまうという話も決して珍しくありません。
ホルモンバランスが崩れたり、お腹の中の新しい命に栄養を取られてしまうために、母体の髪はどんどん細く、少なくなってしまうことがあるのです。
妊娠中の女性薄毛は、妊娠初期と出産後に起こる可能性が
男性の薄毛のようにどこか一カ所が周囲よりも明らかに薄くなるタイプではありません。
髪の毛1本1本が、細く頼りなくなったり、全体的に脱毛するようです。
その結果全体的に薄く、ボリュームのない印象になってしまいます。
髪の毛が少なくなってきてしまった時の女性の精神的ショックはとても大きいものです。
妊娠してただでさえ精神的に不安定になりがちですから、暗い気持ちになるかもしれません。
また出産が終わってホルモンバランスが通常の状態に戻ってからまた髪の毛が抜けることもあります。
「分娩後脱毛症」と呼ばれていますが、妊娠中または産後に髪の毛の脱毛を感じた、と思っている方が6割もいる程、多くの人の悩みだと思います。
でも、妊娠中や出産後の女性薄毛は一時的な問題です。
多くの場合は、産後1年くらいで元に戻りますので、あまり考え過ぎずに気楽に過ごす事が大切です。
あまり気にするのは良くありません。
薄毛のストレスから悪循環を引き起こしてしまう場合もあります。
しかし一年以上経っても元に戻らなかったり、あまりに心配である場合はお医者様に相談するのが良いでしょう。